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OpenCode Goの感想と料金体系の罠について

OpenCode Goを契約し、1か月利用した。

感想

ざっくり言うと月額$10で米中のさまざまなモデルを使えるサブスク。

OpenCode Goを作成した目的は以下の通りです:

  1. 低価格のサブスクリプションで、より多くの人がAIコーディングを利用しやすくする。
  2. 最高のオープンなコーディングモデルに安定したアクセスを提供する。
  3. コーディングエージェントの利用向けにテストおよびベンチマークされたモデルを厳選する。
  4. OpenCodeで他のプロバイダーも使用できるようにすることで、ベンダーロックインをなくす。

— https://opencode.ai/docs/ja/go/

いいことを言っているなあと思う。

筆者はかなりケチくさい人間なので、usageをほぼ気にせず使えるコーディングエージェントというのは精神衛生上よかった。 廉価モデルの性能も一昔前とは大違いで、趣味開発なら一本でもやっていけるかもしれない。

招待から契約すると$5クレジットがもらえるらしいので、誰かしらの招待を探すとよさそう。

モデル選択

新モデル追加や割引がよく行われるので、その時点で評判がよくて安いモデルに都度乗り換えるという感じで使っていた。 2026年8月は主に以下のモデルを利用した。

それぞれ癖はあったがどれもコストパフォーマンスで見ると非常によかったと思う。

料金体系

OpenCode Goは、$10で$60ぶん利用できるサービスとしてよく紹介されがちだと思う。

ドキュメントにはこんな感じの料金表がある。 筆者はこの料金表通りに$60まで使えると思っていたのだが、どうやらそうではなさそう。

ModelInputOutputCached ReadCached WriteUsage
Grok 4.6 (≤ 200K tokens)$2.00$6.00$0.50-$15
Grok 4.6 (> 200K tokens)$4.00$12.00$1.00-$15
GPT 5.6 Luna (≤ 272K tokens)$0.20$1.20$0.02$0.25$15
GPT 5.6 Luna (> 272K tokens)$0.40$1.80$0.04$0.50$15

いろいろ調べたり計算した感じ、どうやら以下のルールになっていそう。

結論から言われれば納得できはするが、このような説明はドキュメントに直接的には書いておらず、むしろ「料金表通りに$60ぶん使える」と事実誤認させる部分があるように感じた。 英語版もざっと見たが同様だと思う。

たとえば以下の部分はUsageが$60のモデルでの話であり、$30のモデルならそれぞれ$6, $15, $30のようになるはず。

利用制限

OpenCode Goには以下の制限が含まれています:

  • 5時間の制限 — 12ドル分の利用
  • 週間の制限 — 30ドル分の利用
  • 月間の制限 — 60ドル分の利用

制限はドル単位で定義されています。つまり、実際のリクエスト数は使用するモデルによって異なります。MiMo-V2.5のような安価なモデルではより多くのリクエストが可能ですが、GLM-5.2のような高コストのモデルではリクエスト数が少なくなります。

— https://opencode.ai/docs/ja/go/

制限が「含まれる」なので嘘ではないかもしれないが、なんだかなあという気持ちにはなる。

issueもいくつか立っていたが、公式の回答はいまのところなさそう。 そもそもopen issueが4000件以上あり、手が回っていないかもしれない。

コンソールの利用量がおかしい

別の問題として、コンソールの月間利用量の内訳がよくわからない。 例として筆者の利用量データの一部を用いる。

モデル月間利用量月間上限% (公式表記)% (計算上)公式表記 / 計算上
DeepSeek V4 Flash$20.5076$30.0042.5%68.3%0.62
GLM 5.3 Flash$2.625$30.005.4%8.7%0.62
Muse Spark 1.2 Contributor$3.061$60.003.2%5.1%0.63

利用期間が異なる3つのモデルにおいて計算上よりも少なく利用量が表記されており、どれもだいたい0.62倍だった。 なにも検証していないので以下はただの予想。

なんだかslopという感じの挙動に見える。

まとめ

非常にいいサービスだと思うが、料金体系について調べていくと少し嫌な気持ちにはなった。

こういう系のサブスクは1つあると雑に使えて便利だと思う。 この記事の校正にも利用している。



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